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さくら・サクラ・桜のち・か・ら・・・

今日も東京はとても温かい一日となりました。気温も20℃ぐらいになったのではないでしょうか。
ところで先週末、特に土曜日は絶好お花見日和になりました。東京もがほぼ満開、きれいな桜の花を楽しまれにお出かけされた方も多かったのではないでしょうか。

銀座かなめ屋のブログ-桜1

私も日曜、近くの森林公園へ家族と共に散歩がてら花見に行って来ました。
数百本の満開の桜がとてもきれいでした!
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しかし毎年あの素晴らしい光景を眼にする度に思うことは、桜の花の不思議な力です。
パッと咲いてパッと散る。
桜の花の寿命は短くせいぜい1週間かそこらでしょうか?春の訪れを告げるが如く、ある日みな一斉にパッときれいな花を咲かせ、いつもの見慣れた風景を淡いピンク色に染め、まるで別世界のように激変させてくれます。
そして、それは私たちの心を和ませてくれます。

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短い命を謳歌したその桜の花は、短い一生を終えそしてパッと散る・・・また来年のその時まで。
桜の花は儚(はか)い、弱く散りやすいというイメージがありますが、しかし実は強いそうです。
以前植物に詳しい方から聴いた話ですが、の寿命は短いですが、その寿命が尽きるまでは、ちょっとやそっとの風雨では決して散らないそうです。

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短い一生かもしれませんが、その間、精一杯、そして力強く、咲き放つその姿にきっと日本人達は、古来より特別な感情を持って接して来たのかも知れません。

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銀座かなめ屋のブログ-べっ甲桜蒔絵かんざし
銀座かなめ屋のブログ-べっ甲桜蒔絵帯留

『銀座百点・4月号』に“粋な銀座好み”のべっ甲かんざしや銀製帯留が掲載されました。

今日は本当にいいお天気になりました。夜、突然の小雨が降ってきましたが、日中はポカポカで最高の花見日和になったのではないでしょうか?
そんな最高の日に仕事だったのがちょっと残念な三代目でしたが、いい事もありました!


それは先日、実際にお品物をお手に取らずにご購入されたお客様からの大変嬉しいお褒めのお電話でした!
実は今月号の『銀座百点』 にかなめ屋の商品が掲載されているのですが、今回は4月にちなんで『桜』『ピンク』をモチーフにまとめてみました。

銀座かなめ屋のブログ-銀座百点1004表紙 銀座かなめ屋のブログ-銀座百点1004

銀座かなめ屋のブログ

<べっ甲金蒔絵かんざし、アフリカサンゴ、ローズクォーツ玉かんざし、銀製蝶帯留、佐賀錦三分紐>

嬉しいことに早速ご購読のお客様から何件かお問合せを頂き、ご購入して頂きました!そしてつい先日また別のご遠方にお住まいのお客様から掲載商品のお問合せです。「蝶の帯留」「佐賀錦の三分紐」をご購入したいとのことでした。しかし残念なが2点とも少しの差で売れてしまっていたのです。銀の帯留はひとつひとつ職人の手作りで一点もの。佐賀錦の三分紐も今ではなかなか手に入らない逸品。帯留はご新規でお作りすることは出来るのですが、時間がかかります。しかしそのお客様はお急ぎのご様子、折角のお問合せに、申し訳ないので、同じデザインで金色の帯留と別のお色の佐賀錦の三分紐をお薦めすると、ご興味を持って頂きました。しかしお客様はご遠方にお住まいなのでご来店が難しいとのことでした。それではと、早速いくつかお写真をお撮りしてご郵送してお返事を待つことにしました。
銀座かなめ屋のブログ-銀蝶帯留

銀座かなめ屋のブログ-佐賀錦三分紐

実際のお品物と写真に映し出されたものとでは、色の出方や質感が微妙に違い、本当はご来店を頂き実際にお手にとって御覧頂くのが宜しいのですが、仕方ありません。多少不安を抱えながらお返事をお待ちしていると、白金の四分紐を含め、とてもお気に召していただいたとのご連絡。早速お振込をして頂きお品物を昨日発送させて頂きました。
そして今日その商品が届いたそうなのですが、そこで早速お褒めのご連絡!
帯留も白金の四分紐も佐賀錦の三分紐もお写真以上に!素敵!!
と、大変お気に召していただいたそうです
よかったです、嬉しいです!
少しお手間をお掛けしてしまいましたが、お客様からご丁寧に感謝のお言葉!実際にお品物をお手に取らないままのご購入だったので少し不安だっただけにこの上ない喜びです!
さて、また新しい逸品をどんどん作らなくっちゃ!


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銀座の桜・・・

今日はとても暖かい日になりました。小春日和を通り越して日中は初夏の陽気!?朝着てきた厚手のコートが邪魔なくらいでした。しかし、この時期は油断大敵!ポカポカ陽気に薄着のまま仕事に出掛けると必ずと言っていいほど風邪を引きます。一日の気温差が下手したら10度以上もあるので、毎日帰宅時間の遅い私のような人は、まだもう少しコートを手放さない方が賢明かも知れません。

銀座かなめ屋のブログ-べっ甲桜蒔絵かんざし
<べっ甲桜橋金蒔絵かんざし>



さて、東京の桜もこの温かさなら予報どおり、今週末が見ごろでしょうか。
かなめ屋から徒歩1分、銀座7丁目の並木通りにある資生堂のフレンチレストラン、
L’OSIER(ロオジエ) の桜を見に行ってみたらちょうど五分咲き位になっていました。
銀座かなめ屋のブログ-資生堂桜 銀座かなめ屋のブログ-資生堂桜

銀座かなめ屋のブログ-資生堂桜

L’OSIER(ロオジエ)のクリスマスツリー は比較的ご存知な方も多いと思いますが、L’OSIER(ロオジエ) の桜も見応えがありとてもキレイです。まだ実際に見たことのない方は是非この機会に御覧になられては如何でしょうか。


今週末の予報は晴れたり曇ったりで降水確率10%(現時点での予報)と、お花見にはまずまずのお天気でしょうか。私は近所の森林公園へ子供たちを連れて行こうかと思っています。皆さまもそれぞれいいお花見が出来るといいですね。

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《見番通り》・・・かなめ屋の前の通りにやっと“通り名”が付きました!

今までかなめ屋の前の通りには正式名称がありませんでした!
なので、今まで便利上《西五番街》通りと言ったり(実際の《西五番街》はかなめ屋の前の通りの“五丁目のみ”を言います。)、(銀座中央通り)から2本入った裏通りとか、《並木通り》《金春通り》の間の通りとか・・・(笑)

銀座かなめ屋のブログ-見番通り
<通りの七丁目側と新橋側の歩道にきれいな銅版で刻まれました。>

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<通りの街灯にも見やすくプレートが貼られました。>

 
かなり昔、おそらく昭和の初め頃?ちょうど先代の時代には正式名だったかどうかは定かではありませんが、かなめ屋の前の通りを《見番通り》と称していたそうです。今でもかなめ屋の斜前には新橋見番 がありますのでそこから付いた名前だと思います。そのお陰で当時この通りには、芸者たちを乗せた人力車が連なっていたと言います。

お解りにならない方の為にここでちょっと簡単に「見番」の説明をしておきます。

花柳界は「芸者」と、遊びの場や料理を提供する「料亭」と、芸者が所属する「置屋(おきや)」から成り立っていますが、見番」とはそれらを取りまとめている事務所のようなものを言います。
またここ見番で芸者達は、日本舞踊や長唄、小唄、三味線などの厳しいお稽古をしています。

ちなみに現在東京には、「浅草」、「赤坂」、「向島」、「新橋」、「神楽坂」、「芳町」の6つの見番があります。
http://www.ijcee.com/chiiki/chiiki_080704_kenban.html

と言う訳で、

銀座かなめ屋 同様、《見番通り》を宜しくお願い致します!

※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、製作時に使用する材料費、工賃等により価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。
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東京スカイツリー、とうとう東京タワーを抜いて高さ日本一!

今日の天気にはまたまたびっくり!
突然外が暗くなったと思ったら、あれ、雹(ひょう)ですかねぇ!?
バタバタバタっ!と大粒の白いものが・・・

銀座かなめ屋のブログ-銀座雹 銀座かなめ屋のブログ-銀座雹
判るかなぁ?道路の上の白い物体(左)と勢いよく降り注ぐ氷の塊(右)

春の天気は変わりやすいとはいえ、いやぁ、今年のこの天気の不安定さにはホンと驚かされます。
やっと夜になって星空?(ここ銀座ではなかなか見えませんが)が覗き、きれいなまん丸お月様が
顔を出してくれました。でも、外は寒いを通り越して真冬の寒さ!
皆さまもお風邪をひかないよう気をつけてください。


話しは変わりますが、とうとう、本日東京スカイツリー338メートルになり、
東京タワーの333メートルを追い抜き、電波塔として日本一の高さになりましたね!

銀座かなめ屋のブログ-スカイツリー
本日撮影・・・上にちょこっと出っ張っている四角い構造物がクレーンで吊るされて頭頂部で合体!
祝!高さ日本一!になった瞬間。

今年の正月、意外と近くなので家族を連れてふもと?まで行って来たのですが、その時の高さが確か254メートルだったのですが、それでもその巨大さに圧倒されたものです。


銀座かなめ屋のブログ-スカイツリー 銀座かなめ屋のブログ-スカイツリー
銀座かなめ屋のブログ-スカイツリー

それからおよそ1日で1メートルずつ伸びたことになります。
これからまだあと2倍の高さ(634メートル)にもなるというのだから、なかなかイメージが沸きません。
最近では自宅のベランダからもスカイツリーの頭がにょきっと顔を覗かせるようになりました。
完成までまだこれからあと2年ほどかかるそうですが、完成が楽しみです。


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銀座の若旦那衆が集う・・・『蕎麦乃会』

いやぁ、此処のところ眼の回る忙しさで、とうとう先週は1度もブログの更新が出来ませんでした。
忙し過ぎて猫の手も借りたいとはこのことです!

銀座かなめ屋のブログ-べっ甲猫かんざし
<べっ甲猫かんざし・大岡緑作(¥157,500)>

しかし、「気味」ならともかく、何でも「過ぎる」のはよくありませんね!「太り過ぎ!」に、「痩せ過ぎ!」、「忙し過ぎ!」・・・
余談ですが、毎日ブログ更新をしている方には本当に頭が下がります。写真貼って、きちんと内容のある文章書いて、ちゃんとやろうとすると非常に大変だということがよく分りました。まったく尊敬ものです!

そんなこんなのバタバタな毎日ではありますが、先週何とか時間を作り、
銀座の若旦那衆が集う『蕎麦乃会』に初参加してきました。
蕎麦をこよなく愛する銀座の若旦那衆が作った会で、ほぼ毎月会員がそれぞれ持ち回りで都内近郊を中心に美味い蕎麦屋を探し出し、そこで蕎麦を愛でながら懇親を深めるという趣旨の会です。私も以前より何度となくお誘いを頂いていたのですが、毎回平日夕暮れ時の結構早い時間から始まるので、9時半まで営業しているかなめ屋の三代目としては、なかなか参加出来ず、江戸っ子で蕎麦好きな私としては今まで断腸の思いでお断りし続けて来ました。

今回訪れた先は、日本橋の明治33年創業のとある老舗蕎麦屋。
銀座かなめ屋のブログ-蕎麦乃会
銀座かなめ屋のブログ-蕎麦乃会

そう大きくはありませんが、3階建てのその建物の最上階を『蕎麦乃会』で貸切!
集まった蕎麦好きの若旦那衆は、その数実に総勢20名!(いつもはもっと少人数なのだそうですが)
銀座で商売をしているということを除けば皆業種もバラバラで、物販あれば飲食業にサービス業にお医者さんまで居ます!皆、屋号を聞けば『あ~、あの有名な!』と言う老舗の若旦那ばかりです!


会は始まり、皆、呑むや喰うやで、怒涛の勢いで運び込まれる美酒と旨い肴が空になった器を残し次々と無くなって行きました。
まるでそこは蕎麦屋ではなく居酒屋?のような盛り上がり!
運び込まれる食べ物の量も結構ありましたが、問題はお酒!次から次へとなくなるお酒!仕舞いには宴半ばと言うのに、とうとう越乃寒梅、司牡丹は店の在庫がすべて底を尽き、配膳が追いつかないため、テーブルの上には次から次へと空いた徳利の山!山!山!店の徳利がすべて!3階に集結!?新たに出す徳利がなくなるんじゃないかと心配になっていたところ、誰かが、『何でもいいからもう一升瓶で持ってきて~!』とオーダーを出すも、そこは丁重に断られていまいました。

銀座かなめ屋のブログ-蕎麦乃会 銀座かなめ屋のブログ-蕎麦乃会
<とりあえず“盛り”一枚、二枚、といつの間にか三枚目へと・・・>濃い口のつけ汁に冷たいお蕎麦があとを引く。

そして会もそろそろ終盤、皆旨い酒と肴で身も心も満たされたころ、やっと本日の大トリ、蕎麦の注文です。
とりあえず「盛り」を○十枚!と「かけ」を適当に、それから鴨せいろに何とか黒納豆蕎麦に・・・・
これが銀座のパワー、銀座の若旦那衆の底力なのでしょうか!?(笑)

銀座かなめ屋のブログ-蕎麦乃会 銀座かなめ屋のブログ-蕎麦乃会
<何とか黒納豆蕎麦>旨かった!          <蕎麦乃会会長、中締めの挨拶>

私も久し振りに腹いっぱい呑み喰いが出来、日頃の疲れが少し取れ、楽しいひと時を満喫することが出来ました!結局、たらふく旨い酒と肴で身を満たしたあと、盛りを三枚、かけと納豆蕎麦を少々・・・


決して「呑み過ぎ」、「喰い過ぎ」にはなりませんでしたが(笑)、翌日体重計の目盛りが気持ち「・・・気味」だったのが少々気になった三代目でした。

銀座かなめ屋のブログ-蕎麦乃会
<〆の蕎麦を完食後、満足して放心状態のとある会員>

銀座かなめ屋のブログ-蕎麦乃会
<皆、身も心もご満悦、そして、二次会へと再び銀座へ向かう面々・・・>

ごちそう様でした!旨かったなぁ~!また是非参加したいものです!



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春よ来い!

いやぁ、今日は本当にポカポカ日和になりました。
明るい日差しは気持ちよく、もう春はすぐそこまで来てるかな。

銀座かなめ屋のブログ-銀座中央通 銀座かなめ屋のブログ

かなめ屋の神棚に供えている榊(さかき)もいつの間にか可愛らしい白い花を咲かせていました。

銀座かなめ屋のブログ-榊の花 銀座かなめ屋のブログ-榊の花

きっとこんな日は、子供達を連れてビニールシートとお弁当を持って近所の
森林公園にでも行けば、とても気持ちのよいお昼寝が出来たことでしょう。
しかし今日もお仕事!お仕事!残念!

銀座かなめ屋のブログ-べっ甲かんざし   <べっ甲かんざし・帯留>


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また雪ですかぁ!?

寒いですねぇ!
また雪です!!

銀座かなめ屋のブログ-また雪 銀座かなめ屋のブログ-また雪

雨→霙(みぞれ)→牡丹雪→霙→牡丹雪ってな感じで、時折横殴りの風に乗って勢いよく降ってます。
まさか積もることはないと思いますが、気のせいかうっすら地面が白くなってきました。


こんな日は、残業しないでサッサと帰りましょう。

銀座かなめ屋のブログ-象牙かんざし
<象牙かんざし>

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べっ甲製品の修理・仕上げ磨き承ります!

ただでさえ土曜の裏通り(西五番街通り)は人通りが少ないのに、今日は朝から雨!雨!雨!
でも土曜日は結構ご遠方からのお客様が多いんですよね。
かなめ屋の定休日が日曜・祝日になっているせいもあると思いますが、平日東京にいらっしゃれない方がよくご来店されます。


注意べっ甲製品の修理、仕上げ磨きをご希望の方は、まずは下記のご説明をご一読下さい


べっ甲製品の修理・仕上げ磨きにおける注意点 】>>>※必ずご一読下さい
べっ甲製品の修理・仕上げ磨き 】>>>
お問い合わせフォーム 】>>>

銀座かなめ屋のブログ-べっ甲かんざし


そんな中、今日はかんざしの修理磨きをお持ちになられたお客様が、ご遠方(長野)より雨の中ご来店。
有り難いことです!
お客様曰(いわ)く、地元ではべっ甲かんざしの修理や磨きをしてくれるところがなくて、インターネットで色々調べていらしたそうです。
有り難いことです!
修理品をお預かりした後、しばらく店内を御覧頂いてたら、いくつかべっ甲のかんざしがお眼に止まった様子。
普段からちょっとした時でもお挿しになれる一本足で二枚の葉を白べっ甲で模ったサンゴ付きのべっ甲かんざしをご購入して頂きました。
有り難う御座いました!




さてと、そうそう、この前書いた備前焼の陶芸作家、加藤光治さんの作陶展 で今回はこれをゲット!しました。

銀座かなめ屋のブログ-備前焼
<左・湯飲みと右・ぐい飲み>
銀座かなめ屋のブログ-備前焼 銀座かなめ屋のブログ-備前焼
<勿論私はどちらも“ぐい呑み”として使いますが(笑)>

このなんとも言えない絶妙な色と風合い!“土の温もり”が感じられます。でもこの色彩、不思議でしょう?
これ、何度も言いますが、備前焼は、着色等に用いられる釉(うわぐすり)の類は一切使ってないんですよ!ほんのり緑がかったところは、焼かれた松割り木が窯の中で灰になり、それが器に降りかかりそして積もり、またその灰が更なる高熱により熱せられ、器(土)に染み込み、それが溶け出す寸前に火を止めると、こうした色・風合いが出来るそうです。他にも器に独特な文様や柄をつける様々な技法がありますが、どれもこれもほんと職人芸です!
加藤光治さんの紫峰窯では、体験教室もあるそうです。
猪も出るという茨城県の筑波山の大自然に囲まれた大変きれいな所らしいので、是非私も一度行きたいと思っている三代目でした。

さて、明日はお休み!今晩はこれで旨い酒が呑めそうです!

☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚

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『土』と『炎』の芸術・備前焼

今年もかなめ屋のすぐ隣の画廊に備前焼の陶芸作家でいらっしゃる
『紫峰窯』の加藤光治さん?先生 が個展を開きにいらっしゃいました。

銀座かなめ屋のブログ-備前焼・紫峰窯

加藤さんとはちょっとしたことがご縁で、もう最初にお逢いしてから5年以上経つでしょうか。
元々備前焼に興味を持っていた私は、加藤さんのお人柄とその素晴らしい作品に心を強く惹かれ、
いつの間にか、毎年銀座で個展を開かれるのを楽しみにしていました。

                          紫峰窯
                 <加藤光治 作陶展>
               2010年3月1日(月)~7日(日)
               11:00~18:30(7日は16:00迄)


銀座かなめ屋のブログ-備前焼・紫峰窯 銀座かなめ屋のブログ-備前焼・紫峰窯

備前焼とは、六古窯といわれている「瀬戸」、「常滑」、「丹波」、「越前」、「信楽」、「備前」の中で、最も歴史が古いとされています。
平安時代から鎌倉時代にかけて、その原型を整え、室町時代の茶道の文化の発展とともに世の中に広まったとされています。いわゆる茶道の「侘び」「寂び」の境地に通じる無釉の素肌、素朴な味わいが特徴です。

銀座かなめ屋のブログ-備前焼・紫峰窯


また、備前焼は釉薬(うわぐすり)などの薬剤を一切使わず、『土』と『炎』からのみ生み出されます。
窯に置いた場所や中に積もった灰や藁(わら)などによって微妙な焼き目が出ます。窯の高温に近いところに置けば表面の土が熔け、ガラスのような光沢が生まれます。窯の下の方に置けば積もった灰が表面に付き、これまた絶妙な風合いを生み出します。

銀座かなめ屋のブログ-備前焼・紫峰窯 銀座かなめ屋のブログ-備前焼・紫峰窯
    <紫峰窯の内部・1200度位?>              <紫峰窯の内部>


最初私が備前焼に出会ったときは、釉薬を一切使わず、土を焼いただけで、なぜ!?このような色合い、風合いが出るのか不思議でなりませんでした。

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釉薬を使った陶磁器のような優雅さはありませんが、素朴でありながら深みのある、また同じものは世界に2つと出来ないその作品には、大自然と陶芸作家の優しさとぬくもりが満ち溢れています。

銀座かなめ屋のブログ-備前焼・紫峰窯

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是非、ご興味のある方は覗いてみてください!
そこにはきっとあなたを待っている、“世界にたった一つだけの器”があります。

さて、今回はどの器で一杯やるかなぁ~。。。
これで戴くとなぜか同じ酒でも格段に美味しくなるから不思議です。

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