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べっ甲白蝶貝本水晶タブレット帯留2021|乳白色に輝く水晶が美しい、優しい印象の帯留。準礼装から普段のキモノまでお勧め。

本日は久し振りに美しいべっ甲の帯留が入荷いたしましたのでご紹介させていただきます。結婚披露宴やパーティーなど華やかな機会、訪問着や色留袖など準礼装の装いにお勧めです。また、金蒔絵やパールなどの装飾が御座いませんので、ちょっと贅沢ですが附下や小紋など普段の外出着にも身に着けてよろしいかと思います。(2021.10.掲載商品)

 

べっ甲白蝶貝本水晶タブレット帯留2021|乳白色に輝く水晶が美しい、優しい印象の帯留。準礼装から普段のキモノまでお勧め。

 

リボンのように左右に末広がりな可愛らしい形状の帯留。中央で乳白色に光るものは、浄化邪気払い祈願成就、その他あらゆる幸運を呼ぶとされる本水晶。でも本来の水晶のクリアーな輝きではなく、やや白みがかった半透明の輝きを醸し出しています。

さて、これにはどのようなトリックが隠されているのでしょうか..?!

 

べっ甲市松文様金蒔絵帯留兼ペンダントヘッド|和装にも洋装にも、2WAY仕様の優れもの。」2021/09掲載商品

 

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帯留を裏側から見ると、あれ?!透けていない。これでは表から見ると白く輝くどころか、光りを反射せず真っ黒に?!さて、光源となる装置、LEDでも入っているのでしょうか?!

 

実は、透明な水晶と黒べっ甲の間に、白蝶貝を一枚挟んでいます。そのことにより、水晶に差し込んだ光が底に仕込んだ白蝶貝に反射、美しくカッティングされた水晶から拡散して優しく仄かな乳白色の光を発しています。その証拠に、帯留を真横からご覧になると、水晶の向こう側が透けて見えます。

 

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この技法は、今まで弊社でご紹介してきたかんざしにも、様々な天然素材を用いて活かされています。

べっ甲水晶薔薇螺鈿蒔絵ダイヤ使いかんざし2019・1|準礼装」2019/04掲載商品

琥珀と螺鈿金蒔絵モダンなべっ甲かんざし2018|結婚式や華やか着物に」2018/01掲載商品

べっ甲四葉クローバー唐草文様琥珀螺鈿銀蒔絵かんざし」2015/01掲載商品

べっ甲四つ葉のクローバーアバロン琥珀使いかんざし」2016/02掲載商品

 

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不思議なトリック、お分かりいただけましたでしょうか。弊社のべっ甲かんざし、帯留には、江戸時代から大切に受け継がれた日本の伝統工芸の技に加え、時にはこうしたモダンな技法も積極的に取り入れながら、ひとつひとつ職人の手により大切に製作しております。

 

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(べっ甲、白蝶貝、本水晶/三分紐、四分紐対応)
(本体大きさ:約縦30㎜、横52㎜、高さ10㎜※袴含まず)
(本水晶大きさ:約縦10㎜、横14㎜、高さ5㎜)

 

黒べっ甲翡翠帯留2018・3種|夏キモノにお勧め希少な翡翠。」2018/06掲載商品

黒べっ甲彫金末広帯留|末広を模った趣きのある帯留+彫金豆知識」2018/02掲載商品

べっ甲桜螺鈿金蒔絵帯留2種」2016/03掲載商品

 

帯留まとめ

三分紐・四分紐
※掲載商品の多くはすでに完売しております。ご参考程度にご覧ください。

 

 

帯留について

礼装向きの帯留をご紹介するときに度々お話しさせて頂いていることですが、帯留は本来、礼装(フォーマル)の装身具ではなく、洒落物(カジュアル)の装身具です。

その帯留の意匠やTPOなどにもよりますが、訪問着など、準礼装のキモノには着用しても、第一礼装黒留袖には、基本的に帯留はしません

しかしこれには諸説あるようで、五大宝石(ダイヤモンド、ルビー、エメラルド、サファイヤ、真珠(オパール、翡翠を入れて七大宝石))、や格調の高い、厳かな雰囲気の意匠が施された、いわゆる‟礼装向き“の帯留であれば、第一礼装の黒留袖着用しても構わないとも言われています。

お稽古事や、和装を教える側の人であれば、これはまた別ですが、一般にキモノを楽しむのであれば、あまり杓子定規にこだわることもないかと思います。ただし、いつも申し上げているように、基本を知って崩すのと、基本を知らずに崩すのでは、根本的な意味が違ってきます。その場の雰囲気に相応しい装い、また恥をかかないように、豆知識として記載しておきます。

 

 

※天然素材(べっ甲、象牙、珊瑚、真珠等)、貴金属(金、銀、プラチナ等)を用いた手作り品は、 製作時に使用する材料、また加工費などにより価格が変動する場合が御座います。また、ひとつひとつ大きさや形状、装飾などが若干変わる場合が御座います。予めご了承ください。

※べっ甲製品の場合、一見同じ様なお品物でも、使用されているべっ甲の品質や厚み等によって価格が大きく変動いたします。

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