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自粛、自粛でホントに救えるの?もう自粛の自粛をしようよ。

昨日、「東北地方太平洋沖地震」で被災された方々に、店頭で募金していた義援金を、少額ながら「日本赤十字社・ 東日本大震災義援金」として送金して来た。
あの日から1か月が過ぎた・・・。


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銀座かなめ屋・三代目のブログ 日々刻々と眼を覆いたくなる程の被害状況が明らかになって来る。
かなめ屋として、また三代目として被災された方々に何かできることは?と、震災の翌週早速、即席の募金箱を作った。そしてまずは会社、そして私個人から少しずつ募金をし、あとは店頭にチャリティー対象商品を急きょ設け、その売上げ金の一部を募金に回そうと考えた。

しかし、震災直後から暫くの間、店はまったくの開店休業状態。今もしつこく続く余震、そして原発、さらに計画停電が追い打ちをし、夜の銀座は消えたネオンの灯りが如く、人通りも殆ど無く、まさに初めて見る怖いぐらい静かな夜が続いた。(ブログ’11.3/15号参照

当然こんな状況では義援金も増えやしない。どうしたものかと思案していたらやっと先週ぐらいからか、夜の銀座にも少しずつだが人が出始めてきた。かなめ屋でも、チャリティー商品をお買い上げ頂いたり、お釣り銭を募金箱に入れて下さったり、そして少しずつ募金箱の中身も増えてきた。
あの“3.11”から早1か月余り、そんな訳で集まった金額はまだほんの僅かでしたが、これから長く続くであろう東北地方の復興への道へ、少しでも早く役立てて欲しいと思い取り急ぎ送金して来た。


銀座かなめ屋・三代目のブログ

そして、震災後、よく聞かれる『自粛』という言葉。

国語辞典で調べるとこうある。『自分から進んで行ないや態度をつつしむこと。』
実に日本的で、きれいな響きだ。
では、その対義語は?
調べたがなかなかしっくりとくる言葉が見つからない。あえて言うなら。『断行』、『先走る』、『奔放』・・・。
ん~、こちらはあまりいい言葉ではないような気がする。

しかし今、この『自粛』と言う言葉が日本中を覆い、被災された東北地方を日本が1つになって救わなければならないのに足をひっぱり出して来ている。
今回の震災で多くの祭りやイベントが自粛のためキャンセルされている。ここ銀座周辺でも同じ。また聞いた話だが、静岡県における宿泊客のキャンセルは40万人に上ったそうだ。その内、伊豆地区は29万人で、その数は実に宿泊客の90%になるそうです。まさにこんなことが続けば死活問題です。東北地方の復興支援どころではありません。そしてこれと同じようなことが、今日本中で起こっているのです。
そろそろ、『自粛』の『自粛』をしようではありませんか。秋田のねぶた祭りは開催を決定したと聞きます。今、一番しんどい東北地方の方々が元気を出して少しずつ前へ進もうとしているのに、私たちが自粛していては元も子もありません。


    そろそろ私たちも元気を出して、『自粛』の『自粛』をしましょうよ!


          そして、一日も早く東北地方が復興出来るように!

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