第八十六回・『東をどり』
とき:4月26日(月)~29日(木)
東をどり とは、江戸時代から続く新橋花柳界の芸妓たちが、日頃の修練の成果を一般にお披露目する会として1925(大正14)年、新橋演舞場 のこけら落としとして始まりました。
当時、西(京都)には歌舞練場の如き花街による劇場や、今年で第138回を数える有名な「都をどり」がありましたが、東(東京)にはまだそのようなものがありませんでした。そこで、それを残念に思った当時新橋芸妓組合頭取であった「川村徳太郎(芸者屋屋号森川家)」氏並びに、後に頭取にもなった新橋花柳界の菊村のおかみで、また二世都一広として一中節の人間国宝 だった「篠原治 」氏らの発案によって、大正11年7月に新橋五業組合の協賛を得て「新橋演舞場株式会社」が設立されました。そして、1925(大正14)年、新ばし花柳界の芸者衆による踊り、唄、三味線などの芸事を披露する場「東をどり」 の発表の舞台として「新橋演舞場」 が建てられ、今日に至っています。
ちなみに、この篠原治さんは私の親戚に当たり、私の名付け親でもあります。
この時期になると銀座・新橋界隈の「和」に関係した店舗には「東をどり」のポスターが貼られています。
この機会に、日本の素晴らしい伝統文化である新橋花柳界の祭典「第86回・東をどり」 を御覧になって見てはいかがでしょうか。
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